60代は人生の重要な節目を迎える時期であり、定年退職や還暦などを機に年賀状の送付を終了する方が多くいます。
ここでは、60代による年賀状じまいの文例と、それに基づくテンプレート及び書き方について解説します。
定年退職や還暦を理由とした文例
60代で年賀状をやめる理由として定年退職や還暦と行った理由がありますが、そういった文言を入れる場合の文例です。
文例 1
新年のご挨拶とともに、皆様にお伝えしたいことがございます。
本年、定年退職を迎えるにあたり、年賀状の送付を終了することにしました。これまでの長い間、あたたかなご交流に感謝申し上げます。
文例 2
あけましておめでとうございます。還暦を迎えるこの年に、年賀状を通じたご挨拶を終了させていただくことに致しました。長年のご縁に心より感謝し、これからも変わらぬ関係を続けていければ幸いです。
文例 3
新年を迎え、私事ながら定年退職の時を迎えました。
これを機に、年賀状の送付を終了させていただきます。皆様とのご縁に感謝し、今後もお会いできる機会を楽しみにしております。
体力や精神的な面が理由の文例
次に体力などの理由から年賀状を辞める場合の文例です。
文例 1
年始のご挨拶とともに、皆様にお伝えしたいことがございます。体力的な理由により、年賀状の送付を今年で終了することにしました。
これまでの温かいご交流に深く感謝しております。
文例 2
あけましておめでとうございます。最近、体力の限界を感じ始めており、年賀状の作成が難しくなりました。
そのため、本年をもって新年のご挨拶を終了させていただくこととなりました。長年のご縁に感謝申し上げます。
60代による年賀状じまいのテンプレート
60代の方が年賀状じまいを行う際の基本的なテンプレートは以下の通りです。
1から6まで順番に文言を選んで組み合わせることで年賀状じまいの文を作ることができます。
- 挨拶:
- 「新年あけましておめでとうございます。皆様にとって幸多き年となりますように。」
- 「謹んで新春のお慶びを申し上げます。」
- 「新年あけましておめでとうございます。新しい年が皆様にとって素晴らしいものとなりますように。」
- 感謝の表明:
- 「これまでのご縁に心から感謝申し上げます。昨年中は大変お世話になりました。」
- 「これまでの温かなご交流に感謝いたします。」
- 「長年にわたるご縁に心からの感謝を申し上げます。」
- 理由の説明:
- 「私事ながら、今年還暦を迎え/定年退職を迎えることとなり、新しい人生の節目として年賀状を送ることを終了する決断をいたしました。」
- 「還暦を迎え、人生の新たな節目として年賀状を終了することにしました。」
- 「定年退職を迎えるにあたり、年賀状の送付を終了する決断をいたしました。」
- 終了の通知:
- 「新しい年を迎えるにあたり、このような形でのご挨拶を終了することをご理解いただければ幸いです。」
- 「年賀状の送付を本年をもって終了させていただきます。」
- 「新年の挨拶を年賀状で送ることを今年で終了いたします。」
- 今後のコミュニケーションの提案:
- 「今後はメールや電話でのご連絡を楽しみにしております。[連絡先情報]」
- 「今後はメールやSNSを通じてのご連絡を歓迎します。」
- 「これからは電話やメールでの交流を楽しみにしております。」
- 結びの挨拶と健康への願い:
- 「最後になりましたが、皆様のご健康とご成功をお祈り申し上げます。今後もどうぞよろしくお願いいたします。」
- 「皆様のご健康と幸福を心からお祈りしています。」
- 「最後に、皆様の一年が幸せでありますように。」