今年でやめます!年賀状じまいとは?伝え方と文例

年賀状

新年の挨拶としての年賀状は、日本の文化において長い間大切な役割を果たしてきました。しかし、最近では「年賀状離れ」という言葉があるように年賀状をやめる人も増えています。

もしあなたが「今年で年賀状をやめようと」と感じているなら、「年賀状じまい」という選択肢をご紹介します。

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年賀状じまいとは?

年賀状じまいとは、今後の年賀状のやり取りを終える意思を伝えるための最後の年賀状のことです。

年賀状は、新年の挨拶として深く日本の文化に根ざしていますが、生活環境の変化、メールやLINE、SNSなどへの移行、または単に個人的な理由から、この習慣を終了させたいと考える人々にとって重要な選択肢となっています。

また、手書きの年賀状にかかる時間と労力、経済的な負担を減らすために、年賀状の交換を辞めるという人もいます。

2023年用の年賀はがき発行枚数は前年比10%減

日本郵便による2023年の年賀状の受付が12月15日から始まりました。

日本郵便が発表した2023年用の年賀はがきの発行予定枚数は16億4000万枚。前年実績に比べると10%少なく、インターネットの普及などを背景にした減少傾向は続いています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000696.000080271.html

日本郵便の年賀はがき発行枚数の推移によるとピークである2004年の44億枚から3分の1にほどに年賀状が現象していることがわかるとおり、多く人が年賀状じまいを行っています。

年賀状じまいは失礼?マナー違反にならない?

「年賀状じまい」という概念ですが、これが失礼やマナー違反にあたらないの?と疑問に思う人も多いかもしれません。

結論としては、年賀状じまい自体が失礼とされるわけではありません。

大切なのは、どのように伝えるかです。伝え方によっては、相手に不快感を与えることもあり得ます。たとえば、急に連絡なしに年賀状を送らなくなると、相手は困惑したり心配したりするかもしれません。

年賀状じまいは、適切な方法とタイミングで行えば、礼儀正しく、かつ心地よい方法で年賀状の交換を終了することができます。この伝統を尊重しながらも、自分自身の生活スタイルや状況に合わせて、柔軟に対応することが重要です。

年賀状じまいはどう伝えるの?

ここからは年賀状じまいの伝え方についてまとめていきます。

年賀状を通じて年賀状じまいを伝える

今年送る年賀状に、来年以降は年賀状を送らない旨を添えることで、この変更を知らせます。

このメッセージは、年賀状の最後に丁寧な文言として追加することが一般的です。

たとえば、「今後はメールでのご挨拶に変更させていただきます」といった文言を使用することができます。これは、全ての受取人に対して一貫したメッセージを伝えるため、特に大勢に年賀状を送る場合に効果的です。

直接年賀状じまいを伝える

この方法は、特に親しい人や頻繁に会う人に適しています。直接会った際に、年賀状を送らない旨を伝えることで、より個人的で温かみのあるコミュニケーションを図ることができます。

この際、言葉選びには特に注意が必要で、感謝の意を込めつつ、今後のコミュニケーションについても触れると良いでしょう。

例えば、「これからは直接お会いして新年の挨拶を交わしましょう」というような言葉を選ぶことができます。

寒中見舞いで年賀状じまいを伝える

年賀状で年賀状じまいを伝えることに抵抗がある場合、寒中見舞いは良い代替手段です。

寒中見舞いは、1月8日から2月3日ごろに送られる伝統的な挨拶状で、新年の挨拶と共に年賀状じまいの意向を伝えることができます。

この方法では、新年の挨拶に加えて、「今後は寒中見舞いを通してお互いの近況を伝え合いましょう」のような文言を用いることができます。

これにより、年賀状の習慣をやめることを、より緩やかで心地よい方法で伝えることができます。

メールやLINE、SNSで年賀状じまいを伝える

メールやLINE、SNSなどのデジタル手段を使って年賀状じまいを伝える方法も選択肢として存在します。

特に若い世代やビジネス関係では、この方法が適している場合もあります。ただし、この方法は受け手によっては非公式過ぎると感じられる場合があるため、相手の年齢や好み、受け取り方を十分に考慮することが重要です。

年賀状じまいはいつまでに伝えるべき?

年賀状じまいを伝える上で大切なのはいつまでに伝えるかということです。

相手が年賀状の準備が終わっているのに年賀状じまいを伝えても「急に言われても・・」というような状況になってしまいます。

そのため、12月初旬までには年賀状じまいを伝えるのがベストでしょう。

また、伝え方で年賀状や寒中見舞いを通じて年賀状じまいを伝えておけば翌年から年賀状をやめるという意図が相手に伝わるので、スムーズです。

年賀状じまいの文例を紹介

ここからは年賀状じまいを伝える際の書き方・文例について紹介していきます。

20代・30代の若者向けの年賀状じまいの文例

20代、30代の場合友人へ伝える場合と仕事関係者へ伝える場合の2種類あります。

40代・50代の年賀状じまいの文例

40代・50代の場合友人や知人、仕事関係者など様々な相手に伝えることになりそれぞれ今後の関係維持をするために失礼のないような文にすることが大切です。

60代の年賀状じまいの文例

60代で年賀状をやめる理由として定年退職や還暦と行った理由がありますが、そういった文言を入れることが多いです。

70代・80代の年賀状じまいの文例

70代・80代の高齢者になると「高齢のため」、「終活」を意識し始め」と行った文言を入れた文が多いです。

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