寒中見舞いの時期はいつからいつまで?地域によって変わるって本当?

寒中見舞いの時期はいつからいつまで? 寒中見舞い

新年の挨拶としての年賀状が終わり、寒さが厳しさを増すこの時期に、多くの人々が思いを寄せるのが「寒中見舞い」です。

寒中見舞いの時期はいつからいつまでなのでしょうか?

この記事では、寒中見舞いを送る適切な時期とその地域差について詳しく探ります。

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寒中見舞いはいつからいつまで?

寒中見舞いの時期は、一般的には1月7日の「松の内」が終わってから立春(2月4日)の前日(2月3日)までとされています。

立春に関しては基本的に毎年2月4日ですが、2月4日固定ではなく年によって2月3日のときもあります。ちなみに2024年の立春は2月4日となります。

いつまでが年賀状でいつから寒中見舞い?

年賀状と寒中見舞いは、日本の伝統的な挨拶状であり、それぞれ異なる時期に送られますが、結論としては、1月7日(または1月15日)までは年賀状、その後は寒中見舞いを送るのが適切です。

年賀状は新年の挨拶として、元旦から松の内(1月7日までの関東地域や1月15日までの関西地域)までに送られるのが一般的です。

一方で寒中見舞いは、松の内が終わった翌日(1月8日)から立春の前日(2月3日)までに送られます。

これは、新年の挨拶を逃した場合や、喪中で年賀状を送れなかった場合の代替として用いられることが多いです。

寒中見舞いは地域によって時期が変わる?

地域によって寒中見舞いの時期が違う

寒中見舞いは、地域によって送る時期に違いが見られます。

この違いの主な原因は「松の内」の期間の地域差にあります。

関東地域の寒中見舞いの時期

関東地域は松の内が1月7日までとされているため寒中見舞いの時期は1月8日から2月3日までとなります。

関東地域の他、北海道や東北など基本的にはこの時期が一般的です。

関西地域の寒中見舞いの時期

関西地域の場合は松の内が1月15日までとされているため、寒中見舞いの時期は1月16日から2月3日までと寒中見舞いの開始時期が1週間ほど遅くなります。

関西のこの習慣は、古くからの伝統として広く受け入れられており、地域の文化的な特徴を反映しています。

寒中見舞いはがきを投函する時期はいつからいつまで?

寒中見舞いはがきを投函する時期

寒中見舞いはがきの投函時期は、その受取人が寒中期間内に受け取れるように計画することが重要です。

寒中期間は、地域によって異なり、一般的には松の内が終わる日の翌日(1月8日)から立春の前日(2月3日)までです。

寒中見舞いはがきの投函のタイミングは?

送る相手が関東地域の場合は松の内が1月7日までのため、1月8日から2月3日の期間に受け取られるように投函します。

送る相手が関西地域の場合は松の内が1月15日までのため、1月16日から2月3日の期間に受け取られるように投函します。

その他の地域(北海道や東北、九州、広島など)は基本的には1月8日から2月3日の機関に受け取られるように投函すれば良いですが、地域によって異なることがあるので、厳密に行いたい場合は関東地域、関西地域の両方の期間が被っている1月16日から2月3日の間に届くようにするのが無難でしょう。

郵便物の配送には数日かかるため、2月3日までに届くようにする場合最悪でも2月までには投函しておいたほうが良いでしょう。

寒中見舞いはがきは2月4日以降に出すことはできる?

寒中見舞いは、通常立春の前日まで、つまり2月3日までに届くように送るものです。

では、2月4日以降に出すことはできるのでしょうか?

立春(通常2月4日)を過ぎた後に寒中見舞いを出す場合、それは「余寒見舞い」として扱われます。

余寒見舞いは、立春を過ぎてもなお寒い時期に、相手の健康を気遣う挨拶として送られます。

寒中見舞いはがきが遅れた場合の対応

寒中見舞いはがきが遅れた場合の対応

寒中見舞いの時期を逃した場合は、余寒見舞いとして送ることが一般的です。

この時期は大体2月4日以降から2月下旬頃までとなります。寒中見舞いと同じく、健康や幸福を祈るメッセージを含めることができます。

寒中見舞いと余寒見舞いは大きな違いはありませんが、寒中見舞いは新年の挨拶を兼ねていることが多く、新年の幸福を祈る言葉や、寒い時期の健康を気遣うメッセージが含まれることが一般的です。

一方で、余寒見舞いは寒中見舞いの時期を過ぎた後の挨拶として用いられ、寒さがまだ残る時期に相手の健康を祈る内容が中心となります。

寒中見舞いはがきはいつから売ってるの?

寒中見舞いはがきはいつから売ってるの?

寒中見舞いはがきは、通常12月から1月にかけて販売されます。これは、多くの人が新年の挨拶状の準備を始める時期に合わせています。

郵便局では、寒中見舞い用の私製はがき(切手が印刷されていないはがき)を販売しており、季節を彩る美しい絵や挨拶文が書かれたものが特徴です。

寒中・余寒見舞いはがき印刷|郵便局のプリントサービス

早期割引なども行われているため事前にある程度準備ができるのであれば早めに寒中見舞いはがきを買っておくとお得です。

寒中見舞いはがきの販売開始時期は地域や販売店によって若干異なることがありますが、多くの場合、年末から年始にかけて店頭に並び始めます。

また、年末年始の郵便の混雑を考慮して、事前に準備をすることが重要です。

喪中の場合寒中見舞いを出す時期は変わる?

喪中の場合、年賀状の代わりに寒中見舞いを送ることが一般的です。

喪中の人が年賀状を控え、代わりに寒中見舞いを利用するのは、新年の祝い事を避けるためです。

ただ、喪中であるかどうかは、寒中見舞いを送る時期に影響はなく、松の内が終わった翌日(1月8日)から立春の前日(2月3日)までに届くように送りましょう。

このように、寒中見舞いを利用することで、故人を悼む気持ちを尊重しつつ、新年の挨拶を行うことができます。

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