初詣でおみくじを結ぶ意味って?理由と歴史

初詣

お正月に初詣に行くとおみくじをするという人が多いと思いますが、おみくじを引いた後にそれを木の枝や専用の場所に結ぶ習慣はなんとなく行っているという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、おみくじを結ぶ理由とその習慣の歴史について探ります。

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なんでおみくじを結ぶの?

おみくじを結ぶ

おみくじを結ぶ主な理由は、悪い運命を避けることです。

悪い運命が示された場合、おみくじを神社や寺院の木の枝や縄に結び付けることで、その悪い運命が神社や寺院に留まり、個人に影響を与えないようにします。

じゃあ、大吉など良い結果が出た場合は結ばずに持って変えるのが良いの?って思う人もいるかもしれませんが、良い結果が示された場合でも、おみくじを結ぶことで神々とのつながりを保ち、感謝の意を示すことができるとされているため良い結果の場合は持って帰っても結んでもどちらでもOKです。

おみくじを結ぶ習慣っていつから始まったの?

おみくじ

おみくじの習慣は、中国から日本に伝わり、平安時代にはすでに存在していました。しかし、おみくじを木に結ぶ特定の習慣は、江戸時代 (1603-1868) に始まったとされています。

この習慣は、「愛の結び目」を意味する「結ぶ」が愛の結び目に関連しているため、おみくじを木に結ぶことで神々との「つながり」を意図していました。

近年では、おみくじを木に結ぶことが木の成長を妨げるため、一部の神社や寺院ではおみくじを結ぶための特別な場所が設けられています。

まとめ

おみくじを結ぶ習慣は、日本の神聖な伝統と深く結びついており、個人の運命と神々とのつながりを象徴しています。悪い運命を避けるため、または良い運命を神々と共有するために、この習慣は今でも多くの人々にとって意味を持っています。

日本の神社や寺院を訪れる際には、この古代から続く伝統を体験し、その神秘的な意味を感じることができます。

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