お年玉は何歳からいつまであげるべき?気になる調査結果も

お年玉

お年玉とは、新年を祝い、子どもたちの成長を願って贈られるお金のことです。しかし、いつからいつまでお年玉を渡すべきなのかは、はっきりとしたルールがないので迷う人も多いのではないでしょうか。

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何歳からお年玉をあげるべき?

お年玉

お年玉を渡し始める時期は、子どもがお金の価値を理解し始める時期と重なることが多いです。

一般的には、お金がどういう物なのかを少しずつ理解し始める3歳~5歳頃からお年玉をあげるという人が多いようです。

一方で、生後間もない赤ちゃんに対しても、祖父母などからお年玉を贈る習慣がある家庭もあります。こうした場合、0歳からお年玉を渡すこともありますが、この年齢の子供へのお年玉はお金を渡すよりもお菓子や絵本、靴下などのプレゼントを贈るのがおすすめです。

お年玉を渡すのをやめる年齢

どちらかと言えば、お年玉をいつまで続けるかについての方が人によって分かれるかもしれません。

目安としては、「高校、大学の卒業するまで(学生まで)」、「18歳から20歳まで(成人するまで)」などが一般的です。社会的に独立するまで、例えば就職を機に終わりにする家庭もあります。

成人式を迎える20歳を境に終了するという考え方もありますが、最近では成人年齢が18歳に引き下げられたことから、この年齢をお年玉の終わりの時期とする親御さんも増えています。

20代以上の4人に1人がお年玉を貰っている?

紙製品・化成品メーカーの株式会社マルアイが実施した2023年度に20代以上の男女609名を対象に【2023年お年玉に関する実態調査】の結果を見てみると、2022年は20代の4人に1人がお年玉をもらったという結果もあります。

④今年2022年では、20代以上の4人に1人がお年玉を貰っていた。お年玉をくれた人は最多が「祖父母」27.9%、次いで「親」22.8%。親族以外の「勤務先の人」「学生時代の先輩」「友人」からもそれぞれ1割強。

「今年2022年では、お年玉を誰からいくら貰ったか」の質問に対する回答で24.5%がお年玉を貰っていたことがわかった。「祖父母」からは27.9%、「親」からは22.8%がお年玉を貰っていることがわかった。貰った金額は1,000〜40,000円以上と幅広いが、そのうち約3割が10,000円以上を貰っていることがわかった。一方、親族以外からお年玉を貰った人も一定数存在しており、「勤務先の人」12.3%、「学生時代の先輩」12.1%、「友人」11.0%で、金額は「1,000円未満」が約3割だった。

https://maruai.co.jp/2022/12/13/12337/

親族以外からも1割強の人がお年玉を貰っているというのは驚きですが、やはり祖父母からのお年玉を貰っている20代が多いことからも孫に対してのお年玉に関しては成人や就職をした後にもあげているという家庭が多いのかもしれません。

お年玉の由来的には年齢は関係ない?

お年玉の由来を見てみると元々は大人が子どもにあげるという決まりはなく、家長が家族に「一年を無事に過ごせるように、そして幸福と繁栄を願う宗教的な意味合い」でお金ではなくお餅を分け与えるという風習から始まったものなので、20代だからお年玉は貰っちゃいけないなどということもないのです。

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